アイドリング回転数が200回転なんです!との事でご来店です、2000じゃなく200です。
それならばとアイドリングストップスクリュウを回してみると抵抗なくスルスルと回ります。
外れとるがな!緩め過ぎて外れとるがな!
という事でお預かりです、キャブ外さないと取り付けれません故
色々ゴムが固くなってますがヒートガン片手になんとかキャブレター外し、
アイドリングストップスクリュウを取り付け、キャブレターを取り付け同調調整するべく点滴でガソリン流す
するとどうでしょう、キャブからガソリンが滴ります、オーバーフローか、
ケーヒンのCVKなのでオーバーフローパイプが無いのでエンジンやエアクリーナーボックスに流れ込むので
注意しながらキャブを叩いたり揺さぶったり何度か試すも無駄でした、
あーん?と思い良く観察するとオーバーフローじゃない!連結部から染み出とる!SAIAKUです!
かれこれ古いバイクなので連結部のOリングが硬化して痩せてたのでしょう、
今まではギリギリ漏れてなかったけどキャブ外して1日置いてたので限界に達したのでしょう、SAIAKUです。
またキャブ外して連結分解、こんな感じです。
部品注文してまた何日かかかります、怪しい雰囲気抜群の車両なのでフロートチャンバーも外して
パッキンは潰れきって液体ガスケットでお茶を濁してる状態なのでパッキン交換もします。
液体ガスケットを除去するのが大変です。
オーバーホールではないので逆に気を使います、ゴミが中に入らないように気をつけて組み上げ
搭載、エンジン始動、同調調整してアイドリングも規定の回転数になりました。
ありがとうございました!